こんにちは。
今日は雪が降って大変ですね。。仕事ができる状況でないので帰宅しつつ、空き時間に今日もブログを書きます。
最近、少しずつですが私のブログを読んでいただける方が増えてきたようで、大変嬉しく思います。
私のブログはキュレーションサイト(いわゆる"まとめ"サイト)ではないですし、私も医者ではないので、適切なアドバイスかどうかはわかりません。でも、私と同じように"こころの病い"に悩んでいる方々へ、私の経験や学んだこと、感じたことをブログとして発信して、病いを乗り越える勇気や希望、ヒントを与えられたら、と真剣に考えて書いているつもりですので、少しでも共感頂けたら幸いです。
(コメント、フォロー、いいね、が私のやる気の原動力になるので、是非よろしくお願いします^ ^)
今日は、不安障害に悩んでいる方へ、"予期不安"について。
私は身体表現性障害と不安障害を併発している身で、今でも不安症状がたまに出るような状況です。(最初発病した時には、軽いパニック障害?のように言われたくらいでした)
私の経験上、不安障害の一番苦しいところは、「不安が不安を呼ぶ」ということ。「なんか発作が起きそうだなぁ」と考えれば考えるほど、症状が悪化して発作が起きてしまうのでもう負のスパイラル。正に「不安が不安を呼ぶ」訳です。今でこそ不安症状は前よりはだいぶマシになり予期不安はなくなってきましたが、あの苦しみは、二度と考えたくないほど辛い障害(症状)のひとつだと思っています。
不安障害は、医学的に言うと脳内で感情を認知する「扁桃体」という部位が過剰反応することによってカラダの異常を引き起してしまう(動悸や震えなど)そうですが、一度扁桃体が過剰に反応し始めるともう抑えることができないので、もう抗不安薬に頼るしかありません。不安障害だなぁ、と思っていて心療内科にまだ行っていない方は、怖がらずちゃんと心療内科で薬をもらいましょう。
ちなみに私は、メイラックス(毎晩半錠)とソラナックス(頓服用)を今でも毎日飲み続けていますが、私の2種類の抗不安薬の役割は以下の通り。
・メイラックス→一日中不安を抑えるタイプ。でも飲み過ぎると眠気が酷くなるので、私は毎晩半錠。
・ソラナックス→飲んだらすぐにシャキッと効く頓服タイプ。状況に合わせて不安が止まるまで半錠ずつ細かく調整。
*注意: 個人差があり、私自身このやり方が定着するまで結構時間がかかったので、あくまで参考程度にとどめて、自分の最善の方法を見出して下さいね。
先ほども話しましたが、不安障害になると、それ自体が不安で不安で仕方なくなってさらに「予期不安」が起きてしまうので、どこかで歯止めをかけなければなりません。
私は長い期間をかけて、この予期不安の歯止めができるようになってきたのですが、参考までに自分なりにやってきたこと、心がけてきた体験談を書いておきます。
1) まずは休む、環境を変え
仕事をしている人はまずは休んで、こころをリセットしましょう。私は産業医と相談しながらしばらく働き続けてましたが、結局は体調戻らず、結局しばし休職しました。やっぱり一度リセットしないとダメみたいです。あと、上司と人事(産業医)に志願して、仕事の担当を精神的負担が比較的少ない所に変えてもらいました。人間関係でこころが病んでしまった方は特に必要でしょう。
ちなみに、環境を変えたとしても「不安がない仕事」はありませんから、あとは自力で乗り越えて!
2) 「不安」とは何か?を正しく理解しよう
「不安」とは所詮自分のこころが考える「妄想」でしかない、ことだと気づくこと。だって「不安」に思う事って実際にはまだ起きていないことなんですよね。。余計なことを考えて心配を起こさないようにしましょう
3) とにかく少しでも会社(学校等)に行こう
会社(学校等)に行けない状況の人は、必ず「不安」になります。「周りがどう思われてるんだろう?」とか、「仕事は大丈夫だろうか?」とか。私はどんなに遅刻しても会社に行くようにしました。行ってみたら、不安どころか、むしろみんな私を心配して気遣ってくれたし、今までの「不安」が何だったんだろうと思えるからです。恐縮はしながらも笑顔で行ってみたら、本当に何てことありませんから。
(脳の潜在意識に会社は怖くない、と刻み込むためにも必要です)
4) 運動をしよう!
こころ(脳)には運動は100%いいと私は思いますし、脳医学の先生方々も皆勧めています。
私はサッカーやアイスホッケー、ランニングをやってストレスを発散しました(現在進行形)。
「不安」について言っても、この瞬間には不安なんて完全に忘れることができますし、そもそも「不安」という妄想を考える時間を作らないことが大切なんです。ヨガでもサッカーでもランニングでも、なんでもやってみましょう。いい汗と爽快な気持ちと心地よい疲れがこころをリフレッシュしてくれて、きっとよく寝れますよ。
5) 小さなことにくよくよしないで。長い人生の中の一瞬の小さな事だと気付いて
不安障害になると、ちょっとしたことでも心配になりがちです。「明日は会社行けるかなぁ」とか、「自分はダメな人間なんじゃないか」「xxが心配だ」「○○さんはどう思っているかなぁ」とか、とかく気になりがちです。でも、冷静に考えてください。
長い人生で考えてみたら、それってそんなに心配することですか?おそらく、一生が終わってしまうほどではないのでは?と思います。
近視眼的にならず、一歩引いて考えて下さい。「不安」するほどのことじゃないことに早く気づいて下さいね。
ちなみに、私は今日も思いっきり遅刻して会社に行ってますから(笑)。これくらいマイペースに気にしなくたってちゃんと仕事に頑張りさえすれば、会社はクビになりませんから。
6) 仕事とか嫌な事は忘れて「やりたいこと」をやってとにかく楽しんで!
「不安」って、ふとしたこころの隙間に現れてきませんか?私はそんな感じでした。例えば、寝る前とか、家でふと仕事の考え事をした瞬間とか。
だから、そんな嫌なことを忘れるためにも、自分が好きなこと、やりたいことを楽しんでみてはどうでしょうか?例えば、こころが休まる音楽を聞いたり、普段行かないところに散歩してみたり。あるいは心地よいカフェやスイーツ食べてみたり。思い切って海外旅行してみたっていいし。
ちなみに私は、大好きなセキセイインコと戯れながら読書に明け暮れたり、晴れた日にグランドで息子のサッカー観戦を楽しんだり、最近は絵を描いてみたり。(余談ですが「色には人を幸せにする力がある」ことに私は最近気づきました)
とにかく、楽しいこと、やりたいことなど「刺激的な楽しみ」をやるのが脳にはいいそうですから、思い切ってやってみませんか?
などなど、まだまだ言いたいことは山ほどありますが、今日はこの辺で。不安障害でもし苦しんでいる方がいたら、これを読んで予期不安から少しでも抜け出せるきっかけになったら幸いです。
「不安」を考えるよりも楽しいことを考えた方が人生幸せですからね。人生一度きりですよ。
You Only Live Once.