Hack Your Happiness(幸せハッカソン)〜一度きりの人生にヨロコビを〜

デザイン思考で「幸せ」をひたすら想像し妄想し創造するブログ

落合陽一「日本再興戦略」から見えた、幸せになる教育戦略

f:id:YOLO-co-bi:20180524004538j:image

今年1月に発売以来、最近よく売れている落合陽一氏の「日本再興戦略」(幻冬社

とてもエッジの効いた論調で、近未来のデジタルな世界と時代の潮流に日本はどう変革して行くべきか?独自の視点で分析していて、これからの日本の国家再興戦略が見事に論じられていた。

 

特に、印象的だったのは通信インフラのアップグレードによる革命の急激な加速。

2020年頃に通信回線網が4G→5Gへ上がると情報速度が劇的に上がり、リアルタイムで3D技術が再現できるようになるとともにVR(ヴァーチャルリアリティ、仮想現実)やIotやAI、ロボットの認知速度も全てが機能UPし、自動運転も現実になってくる。そしてスマホ以上のウェアラブル情報端末が現れ、デジタルが日常生活と自然に調和した、超デジタル化された世界、「デジタルネイチャーな未来」がもう数年後にはやってくるという。

 

機械やロボット、人工知能と共存する未来、一体どんな世界になるのか?まだ想像つきにくいが、次の世代には確実にデジタルな世界が自然なものとして受け入れられて、ロボットと共存する未来になるのは間違いない。

となると子供の世代にとっての「幸せ」は一体どう変わってゆくのだろうか?非常に気になってくる。

 

落合氏曰く、デジタルネイチャーの未来に必要とされる能力や人材が現代とは大きくかわり、働き方や幸せの意味も変わってくる。今の「幸せ」が未来の「幸せ」とは限らない時代になるかもしれません。

 

例えば、かつては花形だった職業、公認会計士や弁護士みたいな職業が減り、代わりにプログラマーやデジタルアートな人材、ある特定分野に長けた専門性の高い人材が必要とされてくる。英語にしても人工知能が通訳してくれたら語学力は不要になり、それよりもコミュニケーション力や思考力などの方が大切になる可能性が高い。

また、3Dプリンターなど機械生産が実現すると、個人それぞれにカスタマイズされた商品やサービスが提供されるようになると、パーソナルサービスを提供するベンチャービジネスが大量に生まれる時代がくる。

 

私立大学の無償化の動き、2020年から始まるプログラミング授業の新設など、子供への教育に国家が力を入れてゆく戦略は正しい。でも国だけに頼らず、大人たちも子供の未来を考えながら教育戦略を立ててゆかないと、子供達は「幸せ」になれなくなるリスクも一方ではらんでいるのです。

 

そんな誤った教育をさせないためにも、「日本再興戦略」から見えた、『子供達を「幸せ」へと導くための教育戦略』は一体どういうものなのでしょうか? 

 

◇必要とされる人材

f:id:YOLO-co-bi:20180524125053j:image

大きな流れとして必要とされる人材を、ITリテラシー(ITに精通していること)が前提の社会へ、そして理系脳(数学)が重要になります。

人工知能やロボットを開発するプログラマー、I o T化されたモノづくりを開発する技術者、Fintechや仮想通貨、新たな金融市場を動かす仕組みを作る人材が活躍できる時代へ。

一方文系の人は、必要な人物像が変わる。語学力以上に創造的な力(0から創る力)や人に共感したり関わる力(人にしかできない領域)が必要に、そして今まで以上に論理的思考力やコミュニケーション力が問われてくる。社会課題とITと繋げる構想(デザイン)できる人、人と人を繋ぐ力、人にしか出来ないサービスや商品を創る専門家が勝つ時代に。

例えば、

○IT技術を持っていれば職を失うことが少ない

     -ロボットや人工知能、IoTの専門知識

     -プログラミング言語やWEB関連の知識

○外国語はAIが代替し、やや重要度は下がる

○文系人間に大切な専門性

     -コミュニケーション力(説明力や論理的思考)

     -発想・アイデア

 (社会問題を発見し解決策をデザインする力)

○アート+職人的な技能(日本ならでは)

○共感力や感受性(EQ)をベースにした専門性

    -介護やコーチ、カウンセリングなどのサービスや社会奉仕事業

○探究心、研究したり生涯学び続ける力

 

◇変わる習い事

f:id:YOLO-co-bi:20180524161327j:image   

必要人材が変われば、将来こんな習い事へ変わったり、新たに増えてくるのでは?と考えてみました。

 

・英語→話し方教室やプレゼン、実践重視に。SNS発信のための"共感" 発信教室みたいなものも興る。

・公文→プログラミン"クモン"へ進化。アプリやゲーム、ロボット開発教室が盛況になる。

・ピアノ、芸術系→ピアノはVR(仮想現実)コンサートができるように。またテックアート(仮想空間でお絵描きやモノづくり、UI/UXデザイン)教室も増える。

・水泳などスポーツ→テックスポーツへ進化、メンタルや体調管理、技術や体力まで、人を科学でサポートするスポーツが当たり前の時代になり、選手個人ごとのカスタマイズされたコーチングへ。

ボーイスカウト→今までにない社会奉仕活動が興き、高齢者や生涯者の介護、保育サービスのような事業を実体験できる教育が行われる。また環境問題を考えたりソーシャルイノベーションを肌で体験できるようになる。

 

もし自分が親であれば、未来の子どもの「幸せ」を考えた時、どういう教育を子どもたちに習わせますか?

もし自分が将来副業をするとしたら、どんな教育サービスをしたいと思いますか?

 

落合陽一氏の考える未来像と、私の考える未来の教育の世界がどこまで一致してくるか?分かりませんが、見えないからこそ、デジタルネイチャーな未来にどんな教育を受けたら「幸せ」になれるのか?、ちょっと週末に考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

ちょっと難解になってしまいましたが、大切なことを「自分の頭で考える」ことこそが、きっと未来の「幸せ」につながりますよ。。。

 

You Only Live Once.....

f:id:YOLO-co-bi:20180525131418j:image

 

 

 

  ]